11月21日の政経分科会のテーマは「移民」でした 。昨年11月8日のアメリカ大統領選挙では、移民の流入阻止などを訴えるドナルド・トランプ氏の当選が世界に衝撃を与えました。また、シリア内戦などを原因とする2015年欧州移民危機は、欧州各国の結束を大きく揺るがす問題となりました。このように、世界中で移民問題が顕著になっている現在であるからこそ、知識を整理して、移民問題に関する議論をしました。具体的には、移民の経済、環境、財政、そして治安への効果・影響を確認した上で、日本は移民問題にどのように対応するべきかを議論しました。